世間一般的には「カツ丼」といえば、卵でとじたものをいう。
でも自分は勝手に、なぜか大人になる直前までカツ丼とは
ソースのかかったとんかつが御飯の上にのっているものだと信じていた。
(福井県ではこちらの方が一般的らしいが、このことを知ったのも最近のこと。)
まず、当時の私はとんかつを卵でとじるなどということを
想像も出来なかったのだ。
卵でとじたカツ丼を見た時、正直思った。
「なぜわざわざ揚げ立てのサクサクした衣を卵とじにして
ふにゃふにゃにしなくてはならないのだろう?」。(^^;
そのカツ丼もおいしかったけれども、
自分が想像していたソースのかかったカツ丼は実際には存在しないのか?
さびしいような残念な気持ちがしたっけ。。。
ソースカツ丼というものが存在すると知ったのは大人になってから。
味は容易に想像できるが一度は食べてみたい・・・
と思いつつ長い月日が流れた。(笑)
それが先日、とうとう お店で食べるソースカツ丼のチャンスがやってきた。
(ぉぃぉぃ、どれだけ時間は流れたの?っていうツッコミは却下で。(^^;)
小さいどんぶり御飯の上に千切りキャベツ、
その上にミニサイズのトンカツが2枚。
甘口のとんかつソースがかかっていて、温泉卵が添えられている。
ミニサイズのソースカツ丼だった。
うん、うん。これこれ!これが食べたかったのだよ。
まず、トンカツ一口。そして御飯一口。温泉卵を崩してまた一口。
さくさくのカツも、卵の黄身とソースとがまざった御飯も美味しくて。
長年の小さな夢がかなって嬉しかったよ。
ソースカツ丼ばんざい\(^o^)/。